アカイソハゼ
今日のスナップは、アカイソハゼ。
ちゃんとした写真じゃないのですが、これにはストーリーがあります。
マズ、最初見たのは、この状態。
サンゴに開いた小さな穴に顔だけを突っ込んでいました。
死んでるのか?と思いながら観察しているとピクッと動きました。
そこで予想は、この穴の中に居る生き物にかまれているのか?
このままだとかわいそう・・・かなと思い、ちょっと刺激を与えてみたら、この状態から開放。
放心状態のような感じでヨタヨタしていました。
そこで気になる穴をチェック・・・
その穴の中には、この子がいました。
この顔、実はアカイソハゼです。
顔だけ見ると・・・ちょっと別物みたいですよね~
てことは、穴の中に居るこの子を追いかけて顔を突っ込んでどうにもならない状態になっちゃった!
という予想ですが、いかがでしょう。
これじゃ・・・クマのプーさんですね。
6月19日(金)晴れ・南西
風の弱い・・・暑い日です。
ウエットでも充分ダイジョウブな・・・気温です。
右のコースには、先日新たに産卵床を設置したのですが、
ここにテングダイが良く見られるようになりました。
今日は、4個体居ました。
定番のお魚ですが、サイズ的にもワイドな写真にお薦めのお魚です。
コウリンハナダイは、元気に泳いでいました。
ウミトサカに住み着いているアマミスズメダイyg(ちょっと大きめ)に
サクラダイのメスも見つかりました。
口内保育をしていたジョーフィッシュは、すでにタマゴをハッチアウトさせてたようです。
背鰭の黒い斑点が、見えるくらい巣穴から乗り出して胸鰭をピラピラ動かしています。
ちょっと落ち着かない様子が、見て伺えます。
砂地では、面白いカニの仲間と出会えました。大きさ(幅)は、8cmくらい。
カラッパ科カラッパ属の種だと思うのですが、多分・・・マルコブカラッパ。
甲面にコブが、ありました。
鋏脚は、体にぺったりつけているので1つの石みたいです。
その鋏脚をうまく動かして水底に潜ります。
地味~な容姿のせいなのか・・あまり見かける機械の少ない種です。
地味ついでに・・・イラの幼魚が見つかりました。大きさは、4cmくらい。
帰りがけには、オトヒメベラのオスが目に留まりました。
様子を見ていると、メスにアピールをしているようでした。
オスは、大変派手!それに反してメスの地味なこと・・・。